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 2008年9月13日

バリアフリーフェア2008


写真:講師の中川先生とくぼ洋子
講師の中川先生とくぼ洋子

9月13日、14日に横浜のワールドポーターズ6階で開催された「バリアフリーフェア2008 わたしが使う あなたも使う たのしく使う ユニバーサル・デザイン」に行ってきました。

このイベントは横浜市障害者自立支援センターが中心となり、今回で7回めの開催でした。今回の私の目的は、2日間行われているさまざまな展示やステージでの発表のなかで、ユニバーサルデザインフォーラムの講演を聴くことでした。講師はユニバーサルデザインの考え方を日本に広く広めるとともに、国際的に活躍する環境・福祉デザイナー中川聰氏です。

中川さんのお話は、ご自身の経験から街のなかにある「バス停」をとりあげ、そこから使い手の立場でたくさんの「気づき」を提案されていました。「違和感に気づくこと」は、街のなかで毎日の生活のなかで、みんなで考えることが大切。改善できることはバリアフリーしたほうがいいけれど、ユニバーサルデザインの究極は「人」である。たとえば、そこに階段があってもかついでくれる「人」がいればいい。「がんばらないけど、あきらめない。」など、とても印象に残ったお話でした。

国内外の企業と「ひとりひとりの使い手を尊重した」数多くの製品企画やデザイン開発にとりくんでいらっしゃる中川さんの講演は、多様な参加者の共感を集めていました。

写真:手話コーラスに合わせて手話するくぼ洋子
手話コーラスに合わせて手話するくぼ洋子

このバリアフリーフェアは、横浜ワールドポーターズの入居テナントが横浜インポートマートと協働で毎年開催されるイベントで、障害者向け、高齢者向けと作られたユニバーサル・デザインの道具類について、「特殊なもの」と分類するのではなく、「普通であること」「あたりまえであること」を追求し、障害を持つ人はもちろん、様々なユーザー、開発や製作に携わる人々の活発な交流をはかっています。

会場となっている横浜ワールドポーターズでは、独自にバリアフリーマップが作られていて、ハードの設備はもちろんのこと、各フロアに入っているショップの商品の展示にも工夫があり、さらには、スタッフのかたの研修も充実していました。こんな空間がたくさんふえると、だれにでもやさしい暮らしやすい街になりますね。公共施設もこうあってほしいものです。

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